
昨日は、日進市で消費生活講座を担当させていただきました。
地域の皆様に、より良い消費者になっていただくヒントをお持ち帰り頂くことを目的としたこの講座。
昨日は、全2回で予定しているうちの1回目。
“捨てる”をテーマに、ご参加頂いた皆様の「捨てたけど捨てられなもの」や「捨てられない理由」
などを伺いながら、消費について考えた1時間半となりました。
「モノを作った人のことを思うと、捨てられない」
「お洋服は捨てられても、お着物はなんとなく手放したくない」
「形見は、メモの切れ端みたいなものでも捨てられない」
「家族のモノでいらなさそうなモノがたくさんあるんだけど、捨てさせられない」
みなさんとお話をさせていただきながら、整理することへの関心の高さや、
様々なことを試されていること、またそれゆえに悩まれていることもとても伝わってきました。
断捨離とか、こんまりさんのときめき片づけ法とか、“捨てる”ことを進めることが
ここ数年ブームになっています。
確かに、捨てることはとても大切で、捨てることでくらしの中の悩みを手っ取り早く解決できます。
でも、本当は何でもかんでも捨てなきゃいけないわけじゃないって思うんです。
上にあげた4つは、無理に捨てなくてもいもの。
むしろ、捨ててはいけないものかもしれません。
捨てたほうが良いモノと、捨てないほうが良いモノの境界線が、あります。
目に見えて、今使っているモノのほかにも、“捨てない”ほうに入れても良いモノ、
捨てないほうが良いケースって実はあるのです。
行動として使っていなくても、形見や思い出のように心にやさしく働き掛けてくれているモノは、
ある意味使い続けているモノなんだと思います。
そして、捨てることよりもずっと大切なこともあります。
それは、『使う』ということ。
“捨てる”というハードルと、“使う”というハードル、
その人にとって越えやすい方を越えてみるのが良いのかもしれませんね。
そんなことを私の方からはお伝えしてきた1回目。
次回、2回目は捨てた後にくらしをつくっていくために、とても大切なこと『選ぶ』について、
日進市民の皆様と考えていく予定でいます。
ご参加いただいた皆様、昨日はありがとうございました。
2週間後にまた元気でお会いできることを楽しみにしています!
